洗顔・クレンジング
■佐伯チズ氏美肌方法-洗顔・クレンジング
スキンケアの基本となる洗顔・クレンジング。これにも佐伯チズ氏流の美肌方法があります。今の洗顔・クレンジング法は正しいのかどうかも合わせて参考にしてみてください。
○ダブル洗顔
ダブル洗顔を毎日行っている人は多いのではないでしょうか。ですが洗顔しすぎると、必要な皮脂や保湿成分が奪われて乾燥をまねいてしまいます。佐伯チズ氏も、マスコミや公演などでダブル洗顔をやめるようにと警告しています。
洗顔はしすぎると、肌の表面がこすられ、お肌を守るバリアの役割を果たしている角質なども削がれてしまうため、体が脂分の不足を感じてオイリー肌に傾いたり、肌の常在菌が減って雑菌が侵入することでニキビが悪化するといったトラブルを引き起こしてしまいます。また、乾燥から小じわなどの肌の老化につながることにもなります。
今のクレンジングはそれだけで汚れは十分に落ちるので、クレンジング後はぬるま湯ですすぐだけで充分です。オイリー肌や乾燥肌などのトラブルに悩んでいるというような方は、ダブル洗顔をやめてみることからはじめてみてください。
○クレンジングはオイルではなくミルクで
佐伯チズ氏によると、オイルクレンジングは老いるクレンジング、やってはいけない、よくないお手入れの代表とのこと。ではなぜオイルはダメなのでしょうか?
化粧品の基本原料は水と油です。このような化粧品を落とすため、クレンジングには界面活性剤というものが含まれています。界面活性剤は、台所用の食器洗い洗剤などに多く含まれていて、油分を含む汚れを水で洗い流す際に威力を発揮します。ですが、たんぱく質を破壊して皮膚をボロボロにしてしまう性質も備えており、そのため台所洗剤で手が荒れてしまうこともあるのです。
ミルクやクリームタイプのクレンジング剤にも界面活性剤は入っていますが、オイルに比べるとその量がかなり少ない上に、こすらずに洗えるので、肌への負担は軽くすみます。そのため、佐伯チズ氏はミルクやクリームタイプのクレンジングを使用することを強く薦めています。クリームクレンジングは肌に負担をかけすぎず、潤いも奪わずにきれいにメイクを落とすことができるため、特に乾燥肌が気になる方や、30歳をすぎたら使用した方がよいようです。
○クレンジングのポイント
佐伯チズ氏のクレンジングは次のようなことがポイントです。
・基本は「目元・口元から全体へ」
アイメイクを最初に落とさないで一度に落とそうとするとアイメイクの色素が肌に残ってしまいます。アイシャドウやマスカラの色素を肌に残したままにしておくと、色素沈着してしまい、目の周りが黒ずんだり、くすみの原因となります。まずは目元からしっかり落とすようにしましょう。
・色のついた化粧品は専用のポイントメイクリムーバーを使って
アイメイクや口紅など、色のついた化粧品を落とすときには専用のポイントメイクリムーバーを使います。
目元は水で濡らしたコットンと綿棒にポイントメイクリムーバーをつけて丁寧にふきます。目の周りの皮膚はとても薄くデリケートなので、力をいれずに少しずつ優しく落としていきます。なお、ウォータープルーフのマスカラなど、クレンジングでは完全に落としきれないことがあります。そんな時には寝る前にまぶたの下に多めのクリームを塗っておくと、寝ている間にその色素がクリームに移って肌に直接つくことが少なくなります。
・クレンジング剤はたっぷりと
クレンジング剤はケチらずに、たっぷり使うようにしましょう。少量で落とそうとすると、お肌をこすってしまい、負担をかけてしまいます。ちなみに佐伯チズ氏は化粧水とクレンジング剤は一ヶ月で一本、使い切っているそうです。
またクレンジング剤も手の温度で温めてから使うとよいでしょう。
・全体クレンジングでは、顔の中心から外側へ向かって手を横に動かすようにする
たっぷりのクレンジング剤を使って顔を優しくなでるようにするだけでメイクはきちんと落ちます。ゴシゴシとこするようにするのは禁物。顔をこすることはシミやシワなど肌の老化をまねいてしまいます。
・ 洗顔(すすぎ)も内側から外側へ
洗顔もクレンジングと同様、手を上下に動かすのではなく、内側から外側へ向かって、顔を丸く包み込むようにして優しく洗います。
・コットンでふき取る
ミルクやクリームタイプのクレンジングは、そのまま洗い流すこともできますが、水で濡らしたコットンでふき取るという方法もあります。ふき取った後ですすいだ方がメイクをきちんと落とすことができます。
コットンは乾いたものを使うと肌を刺激することになるので、水で濡らして軽く絞ってから使います。さらに、下から上にふき取るようにすることで、マッサージ効果もあり、たるみを予防することにもなります。
○スクラブ洗顔
週に一度か10日に一度程度のスクラブ洗顔を行うことで、たまった角質を落とすことができ、化粧水や美容液などの成分が浸透しやすい肌をつくることができます。
また、スクラブ洗顔で新陳代謝が良くなり、シミやシワ、黒ずみ、くすみ、乾燥肌などに効果があり、肌に透明感を与えます。
佐伯チズ氏式のスクラブ洗顔は、スクラブ剤と洗顔フォームを混ぜて角質ケアをします。洗顔フォームと混ぜることでスクラブ剤の粒々もなめらかになって肌に負担をかけることなく洗顔できます。スクラブ剤は粒々が小さめのものを、洗顔フォームは泡立ちがよいものを選ぶことがポイントです。
○肌断食
佐伯チズ氏おすすめの肌断食。これは「化粧水をはじめ化粧品は何もつけず、洗顔のみで過ごす」というもの。
毎日いろいろな化粧品をつけていると肌が肥満状態になってしまい、肌自身が本来持つ機能を衰えさせてしまいます。何もつけずお肌をリセットし、問題を改善するための方法が「肌断食」なのです。体に本来備わっている、潤いや脂分のバランスを調整する機能を働かせることにより、みずみずしい健康な肌を取り戻すこと・・・これが肌断食の意味と目的です。
この肌断食は普段きちんとお肌のお手入れをしている人が週に一度だけ行うことで、効果を発揮します。充分に休んだお肌は化粧品を普段よりもよく吸収して、化粧品の効果もあがり、メイクのノリもよくなります。